外部記憶装置

増田貴久くんについていろいろ考えたり思ったり忘れたくなかったりすることを書いておくとこです。

音楽

ハウトゥの感想もその後書かないまま、なんと、1年近くブログ更新してなかった…? そして私的初日だった「音楽」大阪公演からオーラスまで1本も感想書かずにきてしまった。何も書かないと後悔するのでなにか書く。

 

私が最初に入らせていただいたのは大阪で、そこからオーラスまで何度か入ることができた「音楽」でしたが、どこでも毎回楽しくて面白くて感動して大満足でした。私が知っているNEWSのコンサートの中では「音楽」が一番洗練されていて耳も目も心も満たされて幸せでした。

いや、NEVERLANDだって大満足してたし、EPCOTIA大好きだし、となりますが。何が違うってやはり生バンドじゃないでしょうかね。生の音の圧。音楽隊率いてのツアーなんて、まるであの消えたユニットの要素を引き継いでるじゃないっすか…。

完全パッケージされ起承転結重視でアンコールをしない世界もずっとあのユニットのやり方を引き継いでるんですけどね。作ってる人おなじだからね。ツアー中、1度、友達の他担を連れて行ったんですけど、驚いていたもの。アンコールせず帰ること。通常版あげてたんだけど、女の人の声が入っててびっくりした、って。インタールードもNEWSには定番で今回は松たか子さんですって教えました。

松たか子さんのナレーションほんとうに素敵。シゲ、思い切って記念受験してよかった。それと松さんにこのコンサートを見てほしかったけどそれも叶ってよかった。

 

音合わせのA音、これからはじまるよ、っていう演出。高まるよね。

オープニング、スクリーンに映るNEWSの映像、声が生?でもどこの映像?外歩いてる?どこの外?映像に合わせて生歌かぶせてるの? と、頭の中ハテナだらけで見ていたらスクリーンがあがって、なんとそこにNEWSが居た。

きらびやかでかつシックな黒の衣装、ストリングスもいる生バンドを従えて、ライトの鋭い光の線が何本も客席に向かって放たれる。力強い歌。NEWS。

熱量はあっても落ち着いた大人、豪華、洗練。なんだか、アメリカとかのミュージックアワードのショーを見ているようだなと思った。オモチャっぽさ、賑やかしフェイク感はまったくなく、ただ豪華なだけでもない、本物をお届けする。

STORYだって相当にスタイリッシュだと思ったんだけど?

4部作、のうち特に3作は飛び道具で、普通じゃないコンサートだった。NEVERLANDを最初見るまで私はかなり演出面の完成度を疑っていた。難しいじゃん。予算が湯水のように使えるわけでもないだろうし。蓋を開けてみたら度肝抜かれるアイデアの連続だったわけですが。

そんな、難しい演出をこなしてきた人たちが、ごくごくシンプルに「音楽」をテーマにする。奇をてらうことはせず、堂々と「ショー」を魅せにきましたわ。

立派すぎて。

さすがすぎて。

あれだけの生バンド背負っても強いヴォーカルすぎて。

あそこまで踊るとも思ってなかったし。完成度高いのよ。なんだこのひとたち。

MCは毎回様子がおかしくて仲良しで大爆笑。コンサート上手に作る人達だからもちろんそこは完全に信用してたけど、想像を超えてくるじゃん。

20年選手の完成形ですかーあーそうですかー!ちょっとなにかしら心配とかしてて申し訳ありませんでしたッ

 

という、きもち。

 

NEWS最高。

 

どれだけ気をつけても仕方ないことはあるので、あとは祈るしかなかったろうけどもね。初日無事できたようだ、9月15日もできた、最終地の宮城、初日できた、翌日の幕もあがった、オーラス、開演する!って、1つ1つ、無事できた、無事できたと数えてたけど、彼らもそうだったろうか。

ツアー完走おめでとう。

バンドのみなさん楽しそうで、ダンサーの姐さん方格好よくて最高でした。千葉さんがいらっしゃるのに最初に気がついた時、胸がいっぱいでした。

 

そうだね、あと驚いたのは

こやまさんとシゲチャン。なんでそんな歌うまくなってんの。いつだったかのpink moon、シゲの歌い方が変化したなって思って、フレーズを重視して切れ目をつないで、おお絶品じゃん素敵!って思ったんだよね。

ま。その感動もふっとばすバカ上手い化け物がいるんですが(バカはだめ!cv:たかひさますだ)。なんでもっとうまくなってんだよ〜何なんだよ〜天井知らずかよ〜意味わかんねえよ〜〜。

そのバカ上手いひと、の、ソロ、MPCが一番驚きましたよね…みんなそうだよね…マジなんだあいつ…何隠し持ってたの…それとも今回のために習得したの…?習得っつーか使ってみたらできちゃったんか…?センスの塊だから…?あれ私物っすか…?それとも今回のためにどっかから調達したんすか…?

私的初日んとき、もうそればっか気になって。でもスクリーン見てなかったんでそれが何なのかわからなくて、サンプラーで右側に大きめのモニターあるあの大きさのやつ、をググったググった…。該当するのはakaiのサイトにあるMPCしかなくて、でも赤くない〜〜〜赤く塗ったりする〜しないよね〜〜なにあれ〜〜ってなってました。なんだ、ブランドコラボの限定品か。…。え、私物?

 

増田貴久ってなに?

底が知れなくてこわい。覗いても覗いても追って潜っても深すぎて見えない。

 

ずっとみていたい、と思っているけど、みているとクラクラする。素敵すぎて目眩がする。相変わらず、めちゃくちゃ強くて、それでいて、たまにちらっと弱さが垣間見える。獰猛な獣のような鋭い目と、年齢不詳の童顔の笑顔が同居するのと同じで。

そんであいかわらず、どういう人なのか、さっぱりわからないのだった。

 

次はどんな彼や彼らが見られるでしょうか。

がんばって生きようねみんな!

 

もうちょっと細かい感想を、次に、書きたい。といいながら1年たってあれ?ってならないようにしよう、自分。