外部記憶装置

増田貴久くんについていろいろ考えたり思ったり忘れたくなかったりすることを書いておくとこです。

STORY 宮城 4月18日1部

宮城1公演行ってきてました。

 

横アリでの私の席は増田くん登場側の花道を見下ろす席だったのは前回の感想通り。要するに演出を正面で見てなかったんです。横アリの後に初日の様子をテレビで見て、私が見たステージと印象が全然違っててびっくりだったのね。で、宮城のお席はセンステを正面に見下ろす席でした(真裏ともいうかもだけど)。要するにテレビで見た画角とほぼ同じ。ああこういう景色を彼らは作ってたのかと思いました。

(いやいいんですよ端からの景色は現場でないと体感できないからそれはそれで。)

その席からはいっそう光の演出を体感できて双眼鏡大好きな私が双眼鏡使わず全体を見回してましたよー特に冒頭、光が、レーザーが、変幻自在のLEDの仕掛けが、花道の上に連なるスクリーンと一定間隔で並ぶライトのバーの動きが、洗練されてて。

STORYが開催されずお蔵入りに、なんてなってたらこの演出ごと彼らだけの思い出だったんすよ。あぶね。それを思うとやはり開催はよかったと思う。(ただチケットMAX4枚で売るのははっきりいうて頭おかしいとも思う。)

そんな感じで横アリで見えなかったところを主に見ておりました。 

以下メモしたことやツイートした内容でじぶんの記憶を手繰って記しておきます。

 

トップガン」の最後って片足で終わるでしょ。で、そのまま上げた足を降ろさず半ターンしてから両足で立って笑ってた。かああああああっっこいいい!何あの体幹。余っ裕!

 

「戀」。センステ真ん中でも花道端っこでもなくだいぶ中途半端な位置でモニタースピーカーの前に立って歌うのね。この姿、横アリでほんとに見えなかったので(笑)。最初に水分とってたかなぁ。ネプライザーで喉整えて。ネプライザー、テゴマスのツアーで使うようになってたよね、たぶんね。なんてこともまた思い出しながら私は見てて。吸って、少し喉確認するようにしてまた吸って、置いて。喉も、精神も整えるよう一呼吸置いて、手で軽く、それと注視しないとわからない程度の動きで合図をして、それでイントロが始まりました。

 

チャンカパーナ」の最後のロングトーン。ろくにレポ読んでないんだけど大阪でもこうだったのかな? ふざけて伸ばすだけ伸ばしまくって。声量も息が続くのも凄すぎて、なんすか、もしかして今まで遠慮してたっすか、何あれ、リミッター外れたっすか、ああそうっすか。こっわ←

 

MC。入所からデビューまで所属したグループがなかった話。そういう話をしていくとテゴマスにぶつかるのでヒヤヒヤしながら聞いてたよ。話さなかったけど。話しても話さなくてもまだちょっと辛いよ。

 

ダンス。体幹おばけで、なんでその爪先立ちのような姿勢でその、え?とか、なんだろ、体がキレてんのかなんなんかわからんけど去年よりすごいよね?あ、去年じゃないわ一昨年のWORLDISTA 。歌もそうだけど。時間経過による細胞老化の制限は受けない体なんですかぁ? ってか鍛錬なんだよねすごい…すごい…。

 

あ、ルブタンのヒール高めのあのシューズ履いてなかった。脚が死ぬんだろうな? それともシューズが痛むからだったりしてな。横アリで履いてたけど大阪はどうだったんだろう。横アリで履いてたのはディスクにするからだったりしてな。代わりに何履いてたかというと多分VANSの黒いあのいつものスニーカー。小山さんはスリッポンだったと思うわ。

 

「NEW STORY」のときにたまらん目をしていたな、泣いていたとかではないんだけれど。万感を込めた目。

 

僕たちの名前は「」。誰も声を発しない、みんなが心の中で叫ぶNEWS、を、まるで受け止めるように両手を広げていた増田くんに、泣けた。

 

増田くん自身は、やっぱり2次元キャラだったなー。横浜ん時より色落ちした髪。整ったつるんとした陶器のような顔。身も心も磨かれた、美しさ。

「とても綺麗な男だなと思いました。なんだろうか。綺麗って、誠実とか素直とか磨かれてるとかそういう綺麗。」「あれだ。カボションカットの宝石みたい。磨かれてて、つるんとしてて。」とツイート。

昔私は彼を野生の猫科の動物のようだと思ったんだけど(2013年の秩父宮*1 そういう風情はもうないんだよ。もっと何か違う、やっぱ、すごく「磨かれて」というのは研磨されて、洗練されて、揺るぎない確かな輝きがある。宝石とか。大理石とか。なんかそういうやつ。でもとても男くさいし生命に満ち溢れてもいて色っぽい。昔感じた、絶対捕まれられない猫科動物の化身みたいなのではなく、もっと全身から自信が漲ってて逃げない。でも触ることはできない、アイドル(偶像)。

 

…あとね。ここの基本スタンスとして増田くん以外はなるべく言わない、と思ってはいるんですが(その人のファン以外が何を言っても的外れだと思ってるから)

ちょっと興味深いなと思った、シゲについて。私がこの公演の約1週間前に舞台を見たからなんですけども、エフリィっぽかった。なんだか堂々と歌ってて。かっこいい粋な男を装ってて。それに最後の挨拶から彼はNEWSに自負があるんだなってわかって(これからも進化する的なこと言ってたような)、はーノリノリだなぁシゲ、頼もしいわぁって思った。頼もしいシゲ。新しいシゲ。シゲ、昔は、自意識と、実際できること、できてないこと、外の評価とのブレによる立ち位置の不安定さから立場に対して正面から向き合ってないよう見せかけてる、みたいな、そんな色々とはっきりしない印象の人だったので、それと比べるといまは自分を信用してよに見えるのね。ずいぶんスッキリして晴れやかで。

小山さんは色々ありましたが今のこの場にいることを感謝してじぶんにできること全部やるって立ってる感じ。これまた紆余曲折ありましたが。私は小山さんのチャラいソロ曲ずっと好きだからこのまま続けてくださいw あとウリサランやって(一生いう)。

 

みんながSTORYを見られるオーラスまで全員、元気で、運を味方につけて、なんとか頑張ろ。

 

 

以下はコンサート以外の、行き帰りの話と、葛藤と、言い訳です。長いのでその辺りウザイ人は読まんでくれ。

 横浜以外は行けない、がまんしなきゃ、と思ってたのに結局誘惑に負けてしまったのは私の弱さです。フォロワさんの制作開放席同行で行ってきました。状況と心情を慮って直前キャンセルもあり、として誘ってくださったフォロワさんの優しさよ。ありがとうございます。

色んな人が色んな自分なりの言い訳して参加してると思います。私の言い訳は、滞在時間を極力少なくする、でした。それに照らし合わせた場合に一番合致する会場は横アリを除くとこの宮城日曜1部だった。

気になったのはその1週間前にシゲの舞台を当日券で入った時に後ろの3人組が幕が上がるまでめちゃくちゃ喋ってた環境ぐらいで。あとは毎日都内でフルタイム仕事してるんで避けようがないところはある。

制作開放席申し込み時にお誘いをいただいたのだけど、その時は東京より宮城(というか仙台ですね)の感染状況が悪かったので行くかも、というと家族はちょっと引いてました。でもその頃からかな、宮城は感染者数が下降に転じてました、で、行く直前には東京が増えてしまって私が感染源になる可能性が高くなってしまった。行くのと断るのとどっちが迷惑なんだろう。金曜夕方に「週末パス」(jr東の土日割引きっぷ。土日当日には買えない。特急料金払えば新幹線にも乗れるだよ。)を買って、日曜使用前に払い戻しできるか窓口で確認。(使用前、使用期限内なら払い戻しできるそうです。)はやぶさ指定はネット予約して当日に駅で発券。いつでも引き返せるように、でも引き返さず、とにかく同行者様に迷惑かからないようと思ってお出かけしました。

新幹線発車時間から2時間40分後にはなんと会場についてました。仙台駅滞在はエスパルでお手洗い行ったのとバス待ちの時間、帰りのバス降りて新幹線指定発券して牛タン弁当とずんだシェイクだけ買ってすぐ新幹線に滑り込んだ時間、合計しても45分ぐらいかな。ずんだシェイクのために新幹線逃しそうだったわ。で、2部始まる時間には東京駅についてた。こんな短時間で行けるのは自分的にも新発見だったのでコロナ禍終わってもこの経験を活かそう。帰りはシャトルバスに何時に乗れて何時に駅に着くかわからないから新幹線チケはバスの中で駅が近づいてからスマホえきねっとから買ったのが時間ロスがなくてよかったすね。

と、自分と世間への言い訳を綴ったところで東京から来んなって思う方への回答にはならない。それに私がどんだけ気をつけたところでバスの前の席の2人が鼻出したマスクで口さえもマスクから外れ気味で喋ってるのでは全く意味がないし、新幹線にマスクを装着なしで(ポケットに入れてたけどつけろよ!)乗ってくるクソオヤジが居るのではどうしようもないの。この時期に移動するということは感染症対策にゆるい人と遭遇率が上がるってことでもあるんだなと思った。NEWSの現場に限らずあちこち毎週遠征する人はいるし、その人が気をつけていたからって周りまで保証できない。安全ではない。でもそういう人がより多く楽しめてるの。この非対称、温度差、不公平さに具合が悪くなる。リスクとってるのが動いてるその人だけじゃないという現状。がまんして家にじっとしていている人によって保たれている他人の幸せ。ね、どうしたらいいんだろうね。ってなんで私らが苦しまないかんのじゃ。