外部記憶装置

増田貴久くんについていろいろ考えたり思ったり忘れたくなかったりすることを書いておくとこです。

STORY 横浜 3月26日1部

まずこの感想が書けることに感謝を。

もともとのSTORYツアーは沢山(当方比)入る予定でいたのだ。やだ破産しちゃうwなんて言ってたんすよハハハ。その分お金たまったわぁ(※いうほどたまってない)。あの時お譲りのお声かけてくださった方たち、あの時お譲りの声をかけさせていただいた方たちと、会いたかったな。

…増田くんが5年前に描いたSTORYをそのまま見たかった。

横浜アリーナ、奇跡的に2日目の1部のチケットが当たりました。横浜のみが関東の会場。感染が広がったとしても開催さえされれば行けるだろう会場。他の会場に行く予定は今のところないです。がまんする。がまんしてる。

制作開放で2部も行けることになったけど初日だけは取れませんでした。必死で探すのも違う気がして、とはいえ制作開放の申し込みの時に図々しくも行ける気になってたのでますます行きたくなっちゃって悔しいなぁ…。初日、どんな表情でステージに立つのか正直見たかった。でも彼らが見せたいものは作品であろう。きっとあいつらは泣くだろうし、絶対あいつは泣くだろうけど、泣き顔見たいなんて思われたくないよね? と考えて無理やり自分のガッカリを封印。いつもはそんなに初日にこだわったりしないんですけどね。

贅沢言ってることも重々承知です。ごめんなさい。欲が深い。

 

26日は無駄に緊張してろくに食べられませんでした。1部終わったら元気が出たので完全にメンタルやられとったねえ。

初日の情報をなるべく入れずに会場へ。とにかく初日1公演は成功している。2公演目が中止になってもSTORYは開催できたんだという安堵感。それはメンバーや関係者も感じていたのじゃないか。

会場までの電車、近づくにつれNEWSの歴代ツアバを持つ人が増えて行く。こういうのも久しぶり。早めに行って新横浜近くのカフェで過ごしてから横浜アリーナへ。入場時間は開演30分前指定。最後の入場時間だからか開場前はけっこうな人。数日前に買ったシゲ推奨の「幸せなくもらないメガネふき」を忘れたことを思い出し、近くのコンビニに曇り止めないかなって入ったけどそんなものなくって。

入場、検温、チケット発券、スマイルアップシールド受け取り。席は「アリーナ」という名のスタンド1階。お手洗いは混んでたから諦めスマイルアップシールドにマスクを装着。マスクは韓国の立体マスク。この形はじめて使ったけどめちゃくちゃ良いですね。息が楽、ずれない、そしてスマイルアップシールドがあんま曇らない!

スマイルアップシールドは任意装着です。目を飛沫からガードするような作りですが、正直それより2重マスクとか不織布必須の方が感染防止になるのではと思わないでもなかった。ほとんどの方は不織布マスク。不織布とウレタンの2重という方も見かけました。ウレタンのみの方もいらっしゃったけど少数でした。ウレタンすかすかなんだぞ〜なんでそれしてんだよ〜周りの人こわがるよ〜って思ったり。

スマイルアップシールドの心配といえば双眼鏡使えるか問題ですが割と違和感なく使えました。問題は涙が拭けないということ!あと目がかけないとかね〜。透明度高く着用してることを忘れてしまうほどだったんですけど、それで目をふこうとするとシールドに阻まれる事が何度もありました(笑)。

 

さてコンサート。

暗転まで会場に流れている音は、海鳥の声、海辺設定かと思ったらジャングルの生き物たち…いや、どこここ?(笑) 自然の中ということなのか。

1曲目。表題曲のイントロでもうすでに泣いてた私。シールドで阻まれて拭けないので垂れ流しじゃ。

あとでWSで見てわかったのだけど私の席は端っこ。だから正面からの絵、全体像を見ていない。丸いセンターステージと左右に花道。私は花道のどんづまりを見下ろす席でした。センターステージの上にはケーブルで下がるLEDライトがたくさん。これがコンピューター制御で様々な形を作り出していく。花道の上には縦長のスクリーンが場面場面で降りてきたり巻かれたり。そこにプロジェクターで映像が投影される。正面から見てないけど、でも、いやあ!かっこいい!スタイリッシュ!NEWS史上最高の洗練とテクノロジーじゃ!

で、こういうの見せられると装置どーなってんの?ってステージの3人じゃなく装置を双眼鏡で見てしまうのはほんとよくないと思うんすよね…。あープロジェクターはライトのあたりにあんのかー…← こういうのは配信で見られないからな…←

前3部作はお芝居の舞台装置、今回は歌とパフォーマンスのコンサートステージという演出。夢物語の3作と、現実にいて夢を語るSTORY。

ふと見上げると横アリの特徴の、天井にレールのような動かせる装置が見えて、テゴマスのまほうと青春を思い出して胸が痛かった。あの時と今この状況との差。横アリの椅子、青い。あの時君とハグしあった人はいない。私でさえそうなんだから横アリに沢山の思い出がある増田くんはどんな気持ちで立ちましたか。

過去に歌った曲は、その時入ったコンサートの思い出も蘇ってまるで目の前に1枚半透明スリーン置いて過去映像を映してるような、そのくらい過去と今を行ったり来たりしてました。

あれからいろいろなことがあった。軌道に乗るかな〜ストップ…乗るかな〜ストップの話、僕らのことどれくらい知ってくれてます?って聞いた時の少し歪んだ笑顔(シュガー・シュガー出演時)もオーバーラップ。

それでも。

私はそれでも、増田くんはSTORYをどんな形であっても絶対に見せてくれると思ってる。そのぐらい彼は、忍耐力があり、推進力があり、良い意味で豪腕だと思ってます。

最後まで有観客で行けるかはわからない、それは彼らも織り込み済みで動いている筈。それでもともかくSTORYは開始できた。2020にケリつけられそう。良かった。

 

一番気になっていたのは歌割りだけれど。シゲが担う部分が多くてびっくり。意外なところを小山さんが引き継いでいるのも驚きました。とてもよかった。「3,2,1 WORLDISTA」すごいよかった小山さん。正直キツいところもあるだろうしあったけど、それより演出理解というかその場に求められるテンションをきっかり表現していて熱かったし正解。

増田くんの歌はいつものように…毎回そうであるように…まったく裏切ることがなく、確実に、以前よりもはるか上のレベルにいました。どうして毎度とんでもなく上手くなるのか。今回歌わない新曲チンチャうまっかでその凄さはわかってたけど歌とラップの切り替えがコンマ何秒で出来るのはどういうことなんだろうか。圧100%でだよ。

増田くんが最後の「チャンカパーぁナーーーーーー↑」をあの声量と圧で伸びやかに歌い上げて十分歌いきった後に余裕で声を切ってた。力強いチャンカパーナ。いやぁ雄々しいったら!! 例えば5、6年前の彼に大サビ歌ってみ?って言ってもこうはならなかったのでは。元の人と全然違う印象の大サビで思わず笑っちゃった。

1部終わってから忘れないようにメモした2つのうちの1つがこのチャンカパーナ大サビで、

もう1つは夜よ踊れ。「秘密は守りません」のとこ楽しそうかつニヤっとして舌だしてたでしょうこの!

ダンスは相変わらず超絶うまくて双眼鏡で覗きながらナンジャコリャと思ってました。うますぎて意味がわからない。歌も、ダンスも。うますぎて、これ普通?普通じゃない?ってJrと見比べたいりしてた。上手いだけじゃなくて、ニュアンスがあるのは何でだ?私のフィルターか?いや彼の曲への解釈と関節の使い方・筋力・センス。全部か。あと、エロい。全部えっち。1秒ごとに色気が溢れる。PerfectLoverとかどうなのあれは…成人向けではないの…。

久しぶりに増田くんのダンスを見たわ。

フィンチは、フィンチだったからね。

戀はいつのまにか向こうの花道でモニタースピーカーころがして歌ってた。遠いし柱の死角でよくみえなかったけど、CDよりも動画よりも確かな歌だった。

1日目は彼はかなり泣いたらしいけど、で、この日はきっと泣いてないということなんだろうけど、ところどころ私は泣いたし(笑)、彼と彼らも、目がキラキラしていることがあったと思うんだ。いま目元をふいたのは汗か涙かわかんねえなってとこがあったし。NEWSの歌う歌は今の状況と過去を想起させるものがいくつもあるんだよね。u rしかり、生きろしかり。涙ださずに歌えというほうが無理があるのではないか。

そしてクローバー。あの男のパートは歌わない。

あの男は戻らない、と鳥が伝えたというお話はよくできてたね。うまい。

男は戻らない。映像もうまく「男」が映らないようにしていた。ファンタジーや宇宙や仮想空間に居た「男」が現実のSTORYで戻らないのはそんなに不自然じゃない気がした。ストイックで優しい演出。いないわけでも、封印するわけでもなく。今を尊重し過去も消さない。居ないことに出来るわけがないんだけど、今、居ないということも伝える。

外周やリフターやトロッコがなく、おそらくそのあたりの演出と「男」のソロのみがカットされ、あとはまんまのSTORY2020だったんじゃないかな。コアなところは全部そのまま。4人の歌割りを3人で歌ったるよ!とばかりに気合いれて声だして。

すげーかっこいいNEWSで、MCは相変わらずおもしろくて、Jrに優しくて、事務所はこのコンサート上手のベテランに今後も良い場を用意してくださいねと切に願うのでございましたよ。

 

過去の私へ。STORYができたぞーーーーーー!!!!

 

はい今回はここまで。いっぱい書き漏らしてる気がするけどそれはまた次で。