外部記憶装置

増田貴久くんについていろいろ考えたり思ったり忘れたくなかったりすることを書いておくとこです。

NEWSのHappy LIVE with YOU

Johnny’s World Happy LIVE with YOU、NEWSのパフォーマンスのはなし。今更。

 

メンバーやスタッフがどう考えてようと、私はそれほど「4人」に思い入れはありませんでした。4人でなければNEWSではないとは思っていませんってこと。私は6人時代からのファンで、その6だって減っての6ですし。2人が抜けたときに2人でもNEWSやるって言ってたのはコヤシゲじゃなかったでしたっけ。

なんなら誰か1人でもNEWSだと言ったらNEWSだと思ってる。

とはいえ4人からのファンが「4」を強調するのはコンセプトに呼応したのだからそれも分かります。「4」を打ち出し展開する手法。4人が等しく力と役割とを担っているように演出されていて、好きでした。QUARTETTOなんて特に。NEWS。4文字。「2トップ」が抜けた「4」を「イチゴのないショートケーキ」ではなく、4つの方角を表す、グループ名そのもの。これが最終形態。ここがコアな「NEWS」だったんだ、という表現。

これはほぼ成功を収めていたと思っています。

最後に…最後に4年かけたコンサートツアー。目前まで迫って、最後のSが開催されなかったのは彼らのせいではなく誰のせいでもなく、運が悪かっただけ。感染症という災害なのだから仕方ない。

ファンタジー空間のコンセプトライブを3年やってようやく現実世界に来る筈だったSこそが、グッズまで手にしているのに想像のなかだけで(一旦は)終わってしまったのもある意味、美しいとさえ。 

 

ですが、その感染症をきかっけとして3人になるとはもちろん考えてもいませんでした。 

チャリティ有料ライブはNEWSが3人で、smileも3人で参加するといわれても、それでも「4」は、少なくとも年内は続くと思ってたんですけど展開早くてびっくりしましたね。 

ライブ配信を見るまで私は3人で歌を構築しなおすんだと思っていて、勝手に脳内で3人ヴォーカルにアレンジしてたんですよね(笑)。 蓋を開けてみたらあれですわ。居ない人の場所を埋めない。そのまま。

優しいなと思いました。居ない人と居ない人のファンに配慮し、4にこだわる人にも配慮し、MCはなく。埋めることもできたけれどやらなかった。席は開けておくから戻るなら戻ってこいと。  

ただ、彼が変わらなければその空いた場所には戻れない。それも3人のWebで強く感じていました。戻らないであろうことも。それでも、それでも空けておくんだなと。優しいね。 それが初見時の感想。

ところがところが翌日のあの発表。この日の発表だったのはライブの翌日だから?

NEWSが本当に3人になった後にライブを見直した時、これは4人のラストライブだったんだと強く感じました。一番長い付き合いで一番長く時間を共にした増田くんの、あの、無言の表情。万感の想い。

  その「4」のラストライブの3人の歌は力強く、パフォーマンスは流石のライブ上手さんで、ソロも含め存分にNEWSの個性を出していて圧巻でした。居ない人のファンの方には申し訳がないんだけれど3人の声とビジュアルを目の当たりした時こんなにも、遜色ないんだと驚きました。新しい形としてカッコイイ。

そう言うと、あの歌歌えないこの歌はどうなんだといわれちゃうかもだけど、あの彼を中心に据えて楽曲を作ってきたから仕方ないんですよ。でもね、どうにでもなると思うわ。エド・シーランは1人でライブやってるしね(突然のエド)。私が増田くんヲタで増田くんさえいればなんとかなると思ってる…という訳でもないです。音楽は誰かがいなくても、あるいは1人でも、表現の方法次第でいくらでもどうにでもなる。「6」を「4」で塗り替えてきたあとだけに痛い部分はありますが、違うテーマでまたはじめればいい。

 全力で歌って、最後のコメントでぜーぜーいってる3人。私が最初にNEWS好きだなぁってしみじみ思ったのって6人のときのライブDVDで楽屋で声出ししてる映像なんですよね。わーわー歌ってるNEWS。わーわー歌うNEWSが好きで、Happy LIVE with YOUもわーわー歌うNEWSでした。 私の好きなNEWSでした。

3人の手洗い動画もかわいかったし、3人が届けてくれたどうしようもなくユルいFC動画も爆笑で楽しませてもらったし、Mステも安定してたし。 

増田くんが忙しそうなので次に3人の何かしらが見られるのがいつなのかわからないけども、楽しみに待っていようと思います。 

難しい事ほど想像力が掻き立てられるってことも、ありますしね。