ブログの存在を忘れていました。お久しぶりです。
変身ツアーが終わったということで、マスターヒッツで「変身」の演出のお話しをたっぷりしていたので文字起こししましたヨ。8割は音声からの自動文字起こしです。最近は便利っすね。
はなし言葉なので、途中私の解釈で補足したり割愛してるところがあります。
チャンカパーナの演出がウケなかったといっておりますが、ウケるとかウケないとかじゃなくてカッコよすぎて圧がすごくてそれどこじゃなかったんだよ俺たちは。
いや、光ってるマイクスタンド競り上がってくるのはジワってたけども爆笑はしないよね?w
はい。詳しくは、まだ聞けるうちはradikoでどうぞ。めっちゃ饒舌で最高です。
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こんばんは、NEWSの増田貴久です。日曜日の夜いかがお過ごしですか ?
NEWSライブツアー 2025変身。ついに完結ということで、ありがとうございました。 ええ、全国 8都市19公演ということで、まあ本当にね。たくさんのファンの方、たくさんのスタッフさんに支えられて、無事全公演終えることができました。
来てくださった方、ありがとうございました。
まね、今回は変身っていうアルバムを出して。
変身っていうテーマで、こう演出を考えていくのを、いろんなところで話しましたけど、結構こうなんだろう、難しかったというか、今までで一番、なんだろうこう、アイディア出しみたいなのに時間がかかったかなと思ったんですけど。
何を変身させていったら、面白いんだろう。
セットの話
もともと僕が10年前ぐらいかな、に、セットが全部風船でできてきたら面白いと思うんだよねって話を、10何年前に多分して。
でもそもそもセットがないって無理だよねみたいな。もともと(セットが)なくて全部風船で立ち上がってくるっていうのは無理かぁ、みたいな諦めたり。
いろんなタイミングの時に、風船でセット作りたいんですっていうのはずーっと言ってて。でもなんかまあ(その時は)今回じゃないかーって。テーマに合ってないから、じゃあ違うかーみたいなので、ずーっとやらなかったというか出来ずに。タイミング、今じゃないな?と思ったんだけど。
変身ってなんだろうって迷ってる時に、あれ今じゃね?みたいな。で、その、そもそも全然セットが、はじめだから、オープニングの時にはセットが何もなくて、映像だけあるぐらいの、本当に何もセットがない状態で、セットができてくるっていうのが、風船だったらできるんじゃないかなと思って。
セットを変身させるのが面白いんだなと思って、バルーンアーティストの方というか、バルーンの会社なのかな、のスタッフさん紹介してもらって。
で、こういう、こんな風にこんな風にやってみたいんですっていうとこで。実際のセットの形、バンドさんもいて、じゃ自分たちのアクティングスペースがあって、じゃあ最大これぐらいだったらできるかも、とかいうのをね、いろいろシミュレーションして、柱たてたり、こうお庭みたいなね、お庭の柵みたいなのを出してきたりとか。風船だと何ができるんだろうみたいな。で、真ん中に大きな木、出してみたいんですって言って、センターステージに大きい木を出せたらなあっていう打ち合わせとかも、させてもらって。セットの変身。
衣装の話
衣装は、演出をずっと考えてる時に、倖田來未ちゃんに仕事の現場で会った時に、変身ってどんなことしたらいいと思う?って聞いたら、 1曲で20回ぐらい着替えた方がいいんじゃんみたいな。いや確かにね、それ絶対面白いよね。 1回の曲でどんどんどんどん着てるものが変わってくって面白いねって言って、超いいじゃんって言ったんだけど。ま、実際、現実的に考えたときに無理だなと思って。うん。20ポーズだ、普通だけで6ポーズぐらいをメンバー3人分作るのの、1個がだから20着あるってなったらね、大変でしょ。うん。で、着替えらんないでしょそんなにと思って。うん、しれっとね。聞いた意見としてはちゃんと受け止めましたけど、しれっと、うん諦めまして、うん。でも。
ごめんあそばせの衣装の話
衣装で言うと歌舞伎とかね、女形っていうんですか。
和服の着物の‥洋服をなんかすごく引きずってる、すごい長い衣装を作ってみたくて。それは振り付けのえあまんとかとも相談して、初めはもうちょっとだから踊ってたんですよ「ごめんあそばせ」って。
でもその、いや、こういう衣装を今作りたくて、こういう風にやりたいから、ターンとかはできるけど、足の細かいステップみたいなのをなるべく省いてほしい、みたいなオーダーをして。でも女性的に見える綺麗な動きの、例えばポーズ、こういうのって、どういうのがありますか、みたいなのをずっとこう、打ち合わせで振付も決めてったりとか。
後半の私服を使った衣装の話
僕の元々持ってた洋服、私服の洋服を変身させるっていうのも面白いのかなと思って。リメイクじゃないけど、僕がもともと持ってた(服)。
家でだから、もう大きい紙袋3袋分ぐらいかな、もう見たことないぐらいでかい紙袋に3袋、私服いっぱい詰めて。よし、これで作ろうっつってメンバーごと分けて。
で、1回小山とシゲに、あの〜小山って、多分あんま古着とか多分着ないんですよね。その、新品派というか、ねえ。まあシゲはどうかわかんないけど小山は絶対嫌だろうなと思ったから、「あの〜まあ変身っていうテーマで、こうこうこうだから俺の私服、Tシャツとかシャツとかを使って、1個衣装作りたいんだよね」って、「俺の服を変身させたっていうエピソード‥まあ本番中には言わないけどそういうなんかメッセージも込めて、衣装1個作りたいんだよね」みたいなでも、「古着やだよね?洗っても嫌〜ですかぁ?」みたいなことを、小山とかに聞いたら、全然、人が見えてる古着は着れるとかって。そもそも知らない人が着てた、古着屋さんで買う古着は人が見えてないから着ないけど、別にまっすーが着てたやつだったら別にいいよ。
で、その実際作って、こんな感じでできてるよって途中で見せた時に、あ、これまっすー着てたね。Tシャツの。まっすー着てたのこれ覚えてるわ、みたいな服を、みんなのとこにそれぞれ、いろんなこう、雰囲気、色味で分けて、メンバー同士で作ったりとか。
歌割りの話
あとなんですかね変身、歌割りの変身。 あの、もともと、みんなに届けてた歌割りを変えて、変身ツアー用に歌割りをみんなで考えて、変えてやるっていうのとか。
ジュニアの話
今回ジュニアに出てもらいたいなあって思って。
ジュニアが、僕たちのメジャーデビュー曲の「希望〜Yell〜」を歌ってもらって、 自分たちが、ここまで変身したんだよみたいなこと、なのかな?
僕たちも、こういう風にちっちゃい頃があって、今は、NEWSとして今の、この「今」っていうのは、ここに来るまでに、いろんな変身してきました、みたいなメッセージも込められたらな〜と思って。
ジュニアのみんなに、自分たちのステージで、ジュニアだけで歌を歌ってもらうって、多分だいぶやってなかったんじゃないのかなと思って。NEWSは結構、ダンサーさんについてもらってやるみたいなのとかも多かったし。
ある程度大きくなってからは、そもそもNEWSだけでやってるみたいな時が長かったから。結構新しくというかね。伝統を守っていきたいなあっていうのを相談して。ジュニアのみんなにも協力してもらって、やらせてもらって、みたいな。で、そのジュニアが歌った後に、自分たちも、今の自分たちのNEWSを見てもらうみたいな、演出にしたりとか。
いろいろ、こう変身ってなんだろうなって、1個大きいドンっていうのがある方が良かったのかなぁとか思ったけど、もういろんなところに細かく細かく、いろんな変身を混ぜていくみたいな。
チャンカパーナ演出の話
一番打ち合わせで盛り上がったのは、チャンカパーナを変身させたいんだ、みたいな。英語バージョンのチャンカパーナを出して、それをミックスにしたい。どういう風にミックスしたら面白いんだろうなみたいな話し合いをして。ここは英語の方が面白いよね。じゃあ1番は英語で始まって、2番は日本語にして、みたいな、チャンカパーナの変身した英語バージョンと混ぜて、さらに変身させようみたいなとこから。
マイクスタンドでチャンカパーナって歌ってて、当時、チャンカパーナをリリースした時に作ったマイクスタンドのままずっと、今までずっと同じマイクスタンドを使ってたんです。途中で、あれ布が張ってあるんだけど、その布を変えたりとかはしてるけど、基本的にチャンカパーナをリリースした時に作ったやつのまま、ずーと使ってて、あのマイクスタンドもう結構古くない?みたいな話になってて。
チャンカパーナのマイクスタンドを変身させる?
で、光らせてみました。
電飾を貼ってもらって、ビカビカに光って出てくるっていう。しかもポップアップのリフター? あの、ステージに穴が開いてて、それが上下するリフターを下に下げた状態で、そのピカピカ光っているチャンカパーナのマイクスタンドが、ビカビカ光りながら上がってくるっていう、これが一番面白、自分たち的にはすっごい面白くて。
チャンカパーナのマイクスタンドが、変身している!光っただけ!みたいな。(イントロ)で光ったマイクスタンドがあがってくるっていう、超面白いじゃん!みたいな。
って結構爆笑しながら演出考えてたんですけど。ライブ会場では、 1回も笑いは起こってなかったですけどね。
と、最後のチャンカパーナ〜〜っていう伸ばしているところを、英語バージョンの日本語バージョンを交互に歌ってたりする演出だったから、最後のチャンカパーナ〜、チャンカパーナ〜って、何回か出てくるのを、チャンカパーナっていう部分を何回も繰り返していい?ってメンバーに、しげこやに聞いて。
その上(のモニター)に出てる英語バージョン日本語バージョンって出てるテロップみたいなの。英語にしたり、日本語にしたりとかクルクル変わってて。チャンカパーナーって英語バージョン、チャンカパーナーって日本語バージョン、でもずっと同じだから。英語になってもチャンカパーナ日本語でもチャンカパーナっていうをずっと繰り返してたら、多分これ、超みんな笑うと思うわって言って。
シゲと小山が、いや面白いのか?ってかそれ伝わる?って言われて、いやこれを伝えるのは俺の技術だから!
それもライブでやってあんま受けなかったんですねw
大爆笑からチャンカパーナ〜、うわーウケる〜まっすーってなるかなと思ったら、普通のなんかチャンカパーナの、なんて言うんだろう、いつものチャンカパーナと同じ感じで、みんな聞いてくれて、 爆笑は起こってなかったんですよね。会場揺れるぐらい笑うかなと思ったんですけど、うん。
もともとね言うのも野暮かなと思ったからね。あそこ俺の面白入ってますんでって言おうかなと思ったけど意外とその、うん、面白くなか、面白くなかったというか。うんただ、単に 1人で盛り上がってただけになっちゃった可能性はありますけどね。
そういうところも変身させたりとか。
まとめ
まあまあいろんな変身に試みましたけど。なんかね、すごく楽しい。 いいコンサート。
結局こうね、お客さんがどんだけ楽しんでくれるかというか。このNEWSっていう今を伝えられるのがね。一番大事だと思うので。すごく、楽しいコンサートがね、まわれたから嬉しかったです。
ということで、 NEWSライブツア 2025変身、無事に完結しました。ありがとうございました。