外部記憶装置

増田貴久くんについていろいろ考えたり思ったり忘れたくなかったりすることを書いておくとこです。

MYOJO 8月号の10000字

どこから書き始めたらいいのやら分からないまま1ヶ月たってしまったけど、増田くんのMYOJO10000字インタビュー。読んだ感想と、思い出したいろいろについて、私の目線からの話をここに記録しとく。増田くんがもしこれを目にしたら「ちげえよ」っていうかもだけど!太字はそのMYOJOからの引用です。

だらだら長いよ。

 

10000字読んで、確かな人だなぁ!って思いました。確かで間違いない、強くて大人で冷静で、厳しくてキッパリしてて、熱い。

 NEWSをどうするか誰にも相談していなかったんだって。自分に向き合って熟考するひとなんだね。

誰かのアドバイスで解決する問題じゃないというか、どこか自分との闘いみたいな部分があったかな。まずは自分の意思を確定させるのが先決というか、

一番大事なこと程ひとには相談できないもの。自分の気持ちを見つめなおさないとブレるものね。

 

”俺らの上に立つ気?”みたいな雰囲気になって

この強気。やってきたことの積み重ね、実力と実績との裏打ちがあってこその。ほんと君、しばらく小山さんをリーダーと認めてなかったよね。それはそれまでの関係の問題。

で、その後慶ちゃんはまっすーに認めてもらえるようにまでなるわけで、それはそれで、とてもおもしろいよね。あんな風に誕生日お祝いして。こやますの関係の変化はほんと興味深いです。

 

 10周年の東京ドームで「4人のNEWSをやっていけるって確信が持てた」といってるのは驚きました。チャンカパーナのあとも「”このままでいいのかな?”、”これでいいのかな?”って迷いは絶えずあって」それをメンバーにも話してなかったと。(そんなこと思ってたらあの3人には話せないかな、とも思いますが。)

でもようやく今年(!)の3月、ツアーのリハのあとのメシ会で言えたってこと。

 今年かよ!

 「自分的にすごく安心したというか、納得できたんですね。腑に落ちたというか。

 それまでどんなことが認められなかったか。

全部です。自分自身に対しても、4人での活動に関しても。これで合ってるのかって想いや、本当に4人でできてるのかって問いへの答えもそう。これでいいんだとは完全には思えてなかったというか。もちろん瞬間瞬間は、”これでいいんだ"って思ってやってきたけど、未来は見えてなかった。

「4人でできてるのか」と自問していた。「未来は見えてなかった。」

見えてなかったか…。そうか…。 

ドームで復活したかった彼。もう東京ドームのステージに立てないのかなって思って「悔しかった」のだと10周年のドームの挨拶で言っていた。10周年のwebでのメッセージでは「これで頑張れる」って書いていた。

このひとはNEWSを、ただ続けるのではなく、NEWSの価値を高く保っていたい。そのブランドはドームぐらいできないとダメなんだ。事務所内でドームというのが評価軸になっているのかもしれないけど。

 

4人ですぐ活動しなかったことについては、増田くん待ちなんだろうな、とは強く思っていました。彼の中にまだビションが結ばれてないか準備ができてないか材料が揃わないか…そういう理由かな、と。

私がそう思ったのが再始動する年の、2月ぐらい。なぜそう思ったのかさっぱり覚えてなくて。ラジオか何かで、メンバーの誰かの発言でそう思ったのかもしれない。分からない。でもアイツがまだだってことみたいだから、まだだめだ、って思ってた。 

半端な状態では続けるなんてないってことだったのかも。そういう目で見られるもん、そんなの耐えられないじゃないですか。ブランドの価値を落とすなんてことできないよ。想像できない。かっこ悪いじゃん。結局やまぴーがいないNEWSってドームもできないグループなんだってことになるじゃない。彼はだって自分のアイデアをNEWSとテゴマスで分けて携帯に書きためてたんだよ。NEWSのスケールに合わせてたに違いないじゃん。そのビジョンを捨てるなんて。

絶対にスケールダウンしたなんて悲しませたくない。」それを「待っている人への責任」と言ってる。

ブランドを守れないなら葬ったほうがいい。そういうことだったのかもしれない。でも彼は、NEWSの歌は守りたかった。他の人に渡すのも嫌だったんだろうし。

NEWSの歌を守る。これが、彼にとっての、NEWSをどうするか、自分はどうしたいか考えた時の一番のキモだったのではないかと思います。4人になった時の雑誌のインタビューでも「今まで歌ってきた曲を守っていかなきゃ」って言ってる。

 

4人になった秋からはじまったテゴマスのツアー。オーラスの名古屋。彼は挨拶で「これからもやっていかなきゃならないという責任感もうまれましたし」って言ってる。

テゴマスのコンサートの挨拶ではあるけれど、ああNEWS続けるんだなって思ったんだよね私。もちろんあの時4人の活動が白紙だなんて私達は知らなかったし、きっと続けるんだろうとも思っていたんだけど半信半疑ではあった訳ですよ。本当のところはどういう形になるのかなんてわからなかった。名前だけ残るかもとも想像もしてた。増田くんがシゲからステージを取り上げることはないんじゃないかなと考えてはいたけれど、それでも私は4人の映像がうまく結べなかった。4人が横並びでチャンカパーナをテレビで歌うのを見るまでは4人の形が想像もできなかった。でも増田くんは、NEWSを続けるんだと、言葉には出さず、態度で言っているぞと、あのなんともいえない笑顔を見て、責任感ということばにそう感じてました。

「責任」。今回のインタビューでも「責任」と何度も言う。

 

増田くんにはいつ4人の映像が浮かんだんだろうなぁ。テゴマスとの差別化が難しいってほんとそうだったろうなぁ。この後、テゴマスはよりアーティスト依りになっていく。 

  

もっと時間遡って。

2人は抜けましたって発表されたとき私が一番腹がたったのはタイミングの悪さ。これからテゴマスがアルバム出してツアーやって、そのためにプロモーションでテレビに出るんです、っていうそのときですよ。それが契約更新の時期だった説もあるようですが、でも別に事務所やめるわけじゃないよ?要は抜けた人に比べたらNEWSもテゴマスも事務所としてのプライオリティは低いってことだ。それを隠しもしない。そういうことが嫌で、でも、そういうところが6人のNEWSにはずーっとあって。ずっとそれが嫌でした。失礼だもの。

私は山下くんには今も昔もいつの時もまったく興味がないんです。声嫌いだし。でも彼はリーダーだったんだよ。彼のために集められたメンバーだったというじゃないですか。私がNEWSをまともに追うようになったのはダイアモンドツアーが終わった頃なんですが、それ以降の雑誌や連載での彼の言動、NEWSという名前を避けているのかな、NEWSという肩書が邪魔なのかな、NEWSでいることが嫌なのかな、という気持ちになるばかりだった。彼のネームバリューからして仕方ないのかもしれないな、NEWSという名前につきまとう過去の出来事もあるからなのかも、と良いように考えようとしたこともあったけど。そういう意味では彼自身には興味がないけれど彼とNEWSについては興味があって、彼の発言はけっこうチェックしてました。そして、彼をメンバーに振り向かせるにはどうしたらいいんだろうとも思っていました。

テゴマスがテゴマスとしてツアーをやりはじめ実績を積んで行くのを見ていて振り向かざるを得なくなるのではないかと期待してたんですよね。彼におんぶにだっこじゃなく、パワーのある仲間がいるんだぞ、って思えることがどんなに素晴らしいかと。

ところがそういう人ではなかった、ってことなんでしょう。もったいないね。

もったいない。

6人のNEWSが終わったことについては、もったいない、あんなに、少女漫画から抜けだしたような、それぞれ特徴のある6人だったのになって、思います。いかにもアイドルでさ。そういう仕事を、仕事として続けてほしかったよ。

でも、彼らはぎくしゃくしていて、見ていてもそれを常に感じられて。いつか終わることは誰にだってわかっていたさ。そりゃぁ中の人である彼らはもっと感じていたでしょう。特別である2人に遠慮する4人。2人はいつも特別で、特別であることをファンも納得している。それでどうやってチーム運営できるんだろう。2人がもっとリーダーシップあるタイプならいざしらず。

もしかしたらどこかでボタンの掛け違いがあったのかもしれないけど、それでも無責任だよなって思いました、「リーダー」に。そういうタイプでも器でもなかった、ってことで「リーダー」にとっても不幸だったのかもしれないけれど、他人の人生まで巻き込むようなことをするなよと。

 

自分の日記の過去記事(未公開)からの引用ですが。テゴマスのあい、名古屋を見たときの感想でこう書いてるの。

「次来るときまで笑顔でいてください、って最後の挨拶で言うとき、NEWSの名前を出さなくなったよ。去年はNEWSでも、テゴマスでも、って、母体のNEWSに気を使ってるのか本心からそうなのか解らないけどNEWSの名前を出してた気がするんだけど。律儀なコだな、って思ったのを覚えてるので。 」

私は、うたツアーが終わったとき、また、あいツアーが終わったとき、増田くんがNEWSに戻っていくのが嫌でした。テゴマスでの自由な姿を見ていたから。また自分を抑える場所に戻るのかって。この時期NEWSの名前を出さなくなったのは、なんでだろうなぁ。

 

まぁね、私が2人を信用していなかったのは私の感覚の問題。

増田くんと抜けた2人はなにか違う関係性があったんだろうな、なんてことは、ところどころで感じていたし今回の10000字でも思いました。LIVE LIVE LIVEのオーラスのMC、楽しかったよね。ぜんぜん映像になっていないけど。増田くんと亮ちゃんとやましたくん。私はそういえばこの3人を双眼鏡の円に一緒に入れてダンスを見るのが好きでした。そうよ、2人が抜けたと知った時「あー踊れる2人がいなくなった」って思ったんですよ(笑)。

 

山下くんも今なら普通に話せるよ」って、正直だねまっすー。

「今なら」。

うん。区切りついているようでよかった。

 

前だけ向いて、全力で走ってきた4人に、"いろいろあったけど、それを乗り越えてがんばってます"みたいな物語、まったくいらないんですよ」  

ほんとだよね。

それにしてもまぁ、包み隠さず、オブラートに包まず、強い言葉をやわらかく言い換えず、インタビューの記事が出来上がったものだな、と、思いました。

 

彼はもうすっかり、そういうことです。