1年経ってのストレンジ・フルーツ
前にわたくし、ますだくんは過ぎ去った事を振り返って語る時は達成したり克服している時だ、みたいな事書きましたけど。
今月立て続けに掲載された演劇雑誌のインタビューに1年前のお話がありました。
じつは、『ストレンジ・フルーツ』では生まれて初めて、「この作品をやるかやらないか、自分で決めていいよ」と言われて。それまで自分で仕事を選ぶようなことはなかったので、驚きましたね。(STAGE SQUARE vol.10)
これびっくり。自分で決めていいって言われる仕事があるんですね。
やるかやらないか決めていいって、どういう事でしょうか。今までのイメージと違うから配慮があったということ?自分をどう売るかは自分で決めていいってこと?
いや、単に、大変そうだから?
よくわかりまへん。
じゃにーずの人達の舞台の仕事ってどこでどういう風に誰がどうやって持って来るんですかね。興味あるぅ。
ちなみに当時の記者会見で
「せっかく3回目をやらせてもらえるなら、違う役に挑戦したいと言ったら、ものすごく違う役が来たんです。でもやってみたら楽しいですね」(シネマトゥデイ20130503)
っていってます。
今月の雑誌に戻って…
ステップアップに繋がるに違いないと思って。なので、ぜひやりたいとお願いしました。(STAGE SQUARE vol.10)
だそうです。
この後このインタビューでは「面白かったなぁ」って感想も言ってます。面白かった、けど、
本当に大変だったので、この試練を乗り越えられたことは、自信に繋がったというか、この先も色んなことにチャレンジできる気がします。(STAGE SQUARE vol.10)
試練だったんですね。「試練」。私はますだくんが「試練」って言葉使うのあんまり記憶にないなぁ。よほど大変だったんだ。そうだよね。このひとこんな役を毎日繰り返し繰り返し1か月もやって(稽古入れたら2か月ですか)精神的にだいじょーぶなのかいな…と思って見に行ってたもの。
面白いのは、この時期プラベでもイヤなヤツだったとスタッフさんから言われたってくだり。本人オンオフ切り替えてたつもりらしいです。
自分が見えてなくて興味深いぞ…。記者会見の映像でも"まっすー"に戻れてなくて、わぁ…て思いましたもんね?
こちら今月の違う雑誌。
「昨年の『ストレンジ・フルーツ』が思いのほかハードな作品で……心身共に疲れ、"当分舞台はいいかな"という気になっていたんです。」(シアターガイド2014.10)
やっぱくたくただったんだなぁ。
当分舞台はいいかな、って思ってたけど、また来た舞台仕事。
彼にとって舞台・演技というのが一番経験の浅い仕事で、だからこそ面白いのかもしれないなぁ。
たのしみですね。