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外部記憶装置

増田貴久くんについていろいろ考えたり思ったり忘れたくなかったりすることを書いておくとこです。

ストレンジ・フルーツ 5月8日

完全にネタバレ。


まったくの自分のための覚え書きです。思いつくままに思い出すままに。台詞はニュアンス。載せていいものかどうか悩む。

見た時に感じた事を忘れたくない、それだけのためのメモです。

作品の感想は初回時と変わりません。


初回時に増田くんに対して「やわらかい演技のところに、少し違うニュアンスが加わるともっと深みが出るかな。」って書いたけどさ。ごめん。
chapter1,2の演技がより良くなってたというかより千葉が入ったというか。うん。
まだ1週目が終わったところだけど。今後もっと千葉になってしまうのだろうか。


今回、とてもよく見える1階中央の席だったのと、流石に慣れたのとで「私としては」割と冷静に彼の演技を見ることができたのね。

千葉役がもっとも難しいけど、彼が一番よく演じてるのではないかなって思ったよ。
ひいき目ですかねえ…。

私、解り切った演技って上手くても好きにならないデスよ。小手先の演技する(と私が感じた)ひとにも。(どうでもいい情報。私が好きな俳優1位はSean Beanで2位がRobert Carlyle)

そういう意味で、なにかどこか、あ、こういうトーンで言うんだ、って意外なところがチラホラあってとても魅かれました。それがどこなのか覚えてないって何なのよ自分。

千葉が怒鳴ったり憤ったりしている時イライラするような仕草があって、私はその右手、右腕の落ち着かない微かな動きを見てました。

chapter4かな?攻撃的な言葉を出す前にちょっと目線を外したり戻したりするところ、とか。

ハリーを切り捨てたい千葉がクロスロードの話する時の嫌な言い方。

chapter5(冒頭)でストレンジ・フルーツは完成します。
あのプロジェクションマッピングかっこいいよね。あの映像と音の仕掛けで、この舞台金かかってんな、気合いはいってんなぁって思ったわ。

ストーリーも、それを見せる手法(最後から時間を遡る)も、美術というテーマも、舞台見る前はだいじょぶかなぁ、ちょっと間違うとすんげダサいんじゃないかなぁって思ってたんだけど、なんかごめんなさいデス。演出上手いなぁ…。


途中で去ったアーティストたちの作品やモチーフを全て使って千葉が完成させてるっていうね…。
途中までしか描かれていない壁画の菩薩。斜め視点での座位の菩薩は、途中で挟まれる映像の逆再生の鉛筆画に似たものがあるんだわ。
ハリーが、全員で作るっていってたけど。違うストレンジフルーツが作れるんじゃないかって言ってさ。

ああ哀しい。

夏のシーン、偶然を映したカナにみんなが驚いているときの1人静かな千葉。
私ここの千葉がすっごい好きで。何の台詞もないんだけどね。
その後、胴上げを止めにいくまで、黙ってみてる。でもほんのちょっと落ち着きがないんだよ。

敵わないんだよね。カナに。

カナが望むから狂ったんだよね。カナは残酷で我が侭だなァ…自覚ないんだろうけど。

すっごい嫌なタイミングでシャッター切るでしょカナ。
千葉に向かっても。
千葉が、諦めたように溜息つくでしょ。
そういう時の、なにかちょっとした感情の揺れを細かい仕草と表情で表現しててほんっとツボでしたありがとう増田君。

音楽家とのやり取り、戯れ合いの時にこの日は笑いが起こりました。
犬飼が「このこの!」って千葉をつっつくのが、少し長かった、というかオーバーだったんだけど、この日のお客さんは笑いの沸点が低くて、そこでくすっと。

で、その後、「千葉くんはいい人だなぁ」「よく言われます」「ぼくは言われない」のくだりでも少し笑いが起こりました。

ハリー、犬飼、千葉で壁際でこそこそ仲良さそうにしてるのも、より仲良しな感じでになってて。これは楽屋の雰囲気、カンパニーの親密さかなぁって思ってみてた。

「自分の作品を全否定されたことないだろ」「あるよ!」

のところも、好きなシーン。

「好きな気持ちしかなくなっちゃう」

「おまえ変わってないんだもん
 おにぎりつぶれてるし ダセェし!」

カメラの向こうとこちらで手を合わせるところ、あれちょっと想像するよね2人の何かを。

優しくて弱くてフツーで苦しくて苦しくて笑ったり怒鳴ったり心配したり弱音はいたり。

あー。わかった。ますだくん、台詞言う速さの変化、間の取り方とかタイミングがいいんだな。

なんかもっとあった気がするけどなんだっけな…。


カーテンコール、
2回目の時、1人最後に深くお辞儀して(いつものように)。
伏せている顔は既に満面の笑顔だったんだなきっと。
肩がぎゅーっとあがっていって
顔をあげたときには、まぁほんとうに嬉しそうにパーッと笑っていてもう
それはそれはかわいらしい素敵な男でしたよ。
お客みんな、ひゃぁ〜〜〜〜ってなってたよ。
直後舞台ソデに走り去って。残されたお客はもう全員「なにあれ!」でしたよね。

私が今までみた増田君の笑顔のなかで最高の表情。
良い演技が出来たからか
最初の1週間が無事に終わったからなのか、それはそれは、嬉しそうでした。


最後に枝葉の覚え書き。
この日のカーテンコール投げチュは手でたたき落として踏んでました。
この日の彼の後ろの髪はほんの一房だけはねてました。